微分積分席替え気分@東大

河合塾本郷校での浪人を経て東大に合格した文一生による、のんびりとした日常のブログ。

HSK4級所感

最近寒くなってきて、外に出るのが億劫になってきました。

大学構内で教室移動するだけでも嫌。

布団の拘束力もだいぶ強くなってきましたね。

 

 

というわけで、12月1日に予告の通りHSK4級を受けてきました。

 

結果は1ヶ月後ということで、まだまだどうなるかはわからないわけですが、ひとまず終わってみての感想を。

 

・参考書


『合格奪取! 新HSK1~4級 単語トレーニングブック』アスク出版

使用したのはこれだけです。

 

HSK4級に関して、実は夏休みの中国短期留学中に、授業で過去問を解いていたので、何となくの形式や難易度は知っていました。

 

そこで痛感したのは、リスニング力の無さと、何より語彙の少なさでした。

 

正直、漢字圏に生きる日本人にとってHSK4級程度のリーディングは大したことがありません。

特殊な単語以外は見た目でなんとなく想像がつきますからね。

 

しかし、リスニングについてはどうしようもありません。

 

HSKのリスニングは選択式です。

さらに、4級レベルではそこまで引っ掛けもなく、選択肢中の読まれた単語がそのまま解答になるケースも多いため、とにかく「聴いてわかる」状態が重要だと感じていました。

 

そこで単語帳だけやれば良いかなと思い、上記のものを買いました。

 

HSKはそもそも参考書がそんなにないので、大抵これがもう一つのやつになると思います。

 

この単語帳の特徴は、

・出る順ではなく意味の類型順(似た意味・カテゴリーの単語でまとめられている)

・1単語につき1〜3例文

・リスニングCDは、単語→日本語の意味→例文(中文)の順に流れる

といったところです。

 

僕は初めにいわゆる単語帳らしく単語と意味を一対一対応で覚えるために数周し、そのあとは例文を見ながらCDを聞いて雰囲気を掴もうとしていました。

 

例文が豊富で、ほぼ1つの意味について1文あるため、単語の使い方について理解しやすかったです。

 

基本的にこの本には満足していますが、欠点を挙げるとすれば索引です。

 

なぜか索引は出題される級ごとに分けられて載っているため、非常に探しづらい。

(HSKは級ごとに出題される単語の範囲が決まっており、級が上がるごとにそれが増える)

 

どの単語が何級で出題されるかなんて知りませんからね。

 

この単語帳は1〜4級対応ということでこういうことが起こってしまっています。

 

3級以下を受けるには有用ですが、正直第二外国語で中国語を学んでいる学生なら4級からで十分でしょう。

 

なんて受かったかすらわからない僕がいうのはあまりにおこがましすぎますが。

 

ひとまず年明けの結果通知が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

それでは〜