微分積分席替え気分@東大

河合塾本郷校での浪人を経て東大に合格した文一生による、のんびりとした日常のブログ。

HSK5級準備・所感

涼しくなってきて秋らしさが増したかと思えば、たまに残暑がぶり返してきて混乱させられるというここ最近。

 

今日は昨年12月ぶりにHSKを受験してきました。級は5級です。

 

もともと5級取得に向けて勉強を始めたのは今年の3月ごろで、春休みに集中的に勉強して夏休み前に取ってしまおうという計画でした。

 

しかし春休みはコロナ禍の自粛が本格化する前の最後の休暇という雰囲気があったため、しっかりと休暇を謳歌してしまい、購入した単語帳を机に積んだまま日々が過ぎました。

 

結局勉強を始めたのは夏学期に入ってからで、毎日100単語ずつという4級の時と同じ手法で単語をやっていました。しかし夏学期が思いの外忙しかったのはたまに更新していたブログのとおりで、結局2周したかどうかというところで単語学習も断念。

 

しかし、夏学期が終わる頃に、来年秋からの留学が仮に実施されるなら、その前にぜひとも資格を取得しておきたいという思いが改めて沸き起こってきたため、その日のうちに受験を申し込みました。夏休みは1日1〜3文のペースで後述の長文テキストを講読し、直前1週間で過去問を4回分解きました。

 

ということで、今回勉強に使ったのは、

『合格奪取! 新HSK5級単語トレーニングブック』アスク出版

『中国語検定 HSK 公認 長文テキスト 5級』スプリックス

『新HSK公式過去問題集[2013年度版]5級』朝日新聞出版

 

の3つです。単語帳はほぼ覚え切れていないまま、長文テキストは例文100個中50個程度まで、過去問も5回中4回と、全て中途半端な勉強に終わってしまうという怠惰さを発揮してしまいました。

 

ここまでが受けるまでの準備で、所感としてはそんなに悪くないのではないかといったところです。

 

過去問を今週に解いていて、リスニングは毎回7割程度、読解は8.5割程度の正答率でした(配点はわからないのであくまで問題数ベース)。今日の試験の感触もそのくらいだったので、仮にそうなっていれば、これまでの勉強量からしたら十分満足のいく結果です。

 

ただ、リスニングは過去問よりやや難しかったと感じました。大まかな文意を把握できずに回答した問題がそれなりにあったので、それがどうなっているかによって点数も変わってきますね。

 

書写は並び替えについては特に問題なくできたつもりです。80文字程度の自由作文2つについてはなんとも言えませんが、一応書ききりはしました。ろくな構文も使えておらず、指定語句がある方の作文では使い方をちゃんとわかっていない単語もあったので、あまり高得点は期待していません。

 

今後の勉強としては、まず5級範囲の単語をちゃんと覚えなおそうと思います。4級の時も書いた通り、HSKのリスニングは選択肢に中国語が書いてあるので、その発音が分かり、なおかつそれが発音されたか否かを聞き取ることができれば、文意が分からなくても回答できる問題があります。4級ではそれがほとんどでしたが、5級ではひっかけや「この話をしている人の職業は?」など、話の内容を理解する必要がある問いも増えてきます。

 

仮に5級を取得できた場合は6級に挑戦しますが、そうなると一層単語を聞き分けその意味を理解した上で類義語を推測したり、全体の文意を汲んだりする能力が必要になるはずです。また、普通に中国語を学んでいて、単語の意味がいちいちわからないのではモチベーションも上がりません。なので、単語帳を今更ながら使っていこうと考えています。

 

試験結果は1ヶ月後にネットで公開される予定ですが、この時期は中国の国慶節と被っている影響で若干遅れるかもしれないとのことでした。気長に待ちたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは〜