微分積分席替え気分@東大

河合塾本郷校での浪人を経て東大に合格した文一生による、のんびりとした日常のブログ。

入試改革に伴う新テスト

今日は河合塾主催のイベントとして、新テストを想定した模試が開催されたそうで。

 

僕の知人の高校2年生が受験しに行っていたので、試しに少し問題を見せてもらいました。

 

・国語

第1問に、議論を呼んでいる記述式問題が配置されていました。3つの文章に対して数十字規模の記述が3つという構成でした。

 

その後、2〜5問はほぼ従来のセンター試験通り。若干設問や文章に変化をつけてきてる感じもしましたが、まあその辺は予備校の限界ってところでしょうかね。

 

そういえば第2問(旧第1問)は評論でしたが、実際の法律の条文がどーんと序盤に載っていて、いわゆる実用的な文章の読解力も意識してる感がありましたね。

 

・英語

リーディングはなんと第1問からいきなり長文読解系問題。

 

苦労させられた発音アクセントや文法短答問題は消えてましたね。驚きです。

 

まあ実際の試験がどうなるかはまだわからないところですが、そういう方針なのかもしれませんね。

 

ますそもそも民間試験との兼ね合いもよくわからないところですし。

 

全問リーディングが読解なのはやや疲れそうだなという印象でした。

 

リスニングについては見た感じ大きな変化はなさそうでした。

イラストや地図を読んでいくタイプのやつです。

 

・数学

記述式問題をどういう風に作ってくるのか気になりましたが、正直見た感じだと、今までマークしてた数字をただ鉛筆で書いただけって感じの作りでしたね。

 

多少書いたって程度で、1問丸々記述して過程を評価できるように、、、とかではなさそうです。

 

それも所詮河合塾のなせる技に過ぎないので今後どうなるかはなんとも言えませんが。

 

その他の問題も概ね今まで通りの印象でしたね。

 

ただ、どの問題も無理やり現実世界とのリンクをもたせてるように感じました。

三角形を登場させる問題では地図を利用してる風にしたりとか。

 

受験した人曰く「中学生の文章題みたい」だったそうです。

 

 

 

 

 

まあ河合塾も時代を先駆けていく感じで、今後どうなるのかはよくわかりませんがとりあえず節目の世代には頑張って欲しいところですね。

 

結局過去問もないとなると、昔の形式のセンター演習をすることになるんでしょうが。

 

 

 

 

 

それでは〜