微分積分席替え気分@東大

河合塾本郷校での浪人を経て東大に合格した文一生による、のんびりとした日常のブログ。

追憶

いよいよ明日から2日間、東大を含む国立大学の二次試験がありますね。

 

この後に及んで東大入試、二次試験にどう立ち向かうべきかと考えてこのブログにたどり着く方も少ないでしょうが、応援を兼ねて書かせていただきます。

 

僕は浪人生ということで、この2日間を2度経験したことになります。

 

はじめて駒場キャンパス試験場に向かったとき、1番はじめに「受験の空気」を感じたのは、渋谷から乗った井の頭線の車内でした。

 

いかにも東大受験生、という感じの出で立ちの若者たちが、あるものは参考書を一所懸命眺め、あるものは音楽を聴いて集中している姿を見た時。

 

自分がこの受験生の一員なんだということを意識させられました。

 

続いて衝撃を受けたのは駒場東大前駅に着いた瞬間でした。

 

電車のドアが開くや否や目に飛び込んでくる応援ノボリ、応援か何かを叫んでいる某T進東大特進コースの人の声。

 

「東大を受けに来たんだ」という思いはますます強くなりました。今こうして当時の様子を書きながら振り返ると、1年目はこの時点で既に空気に飲まれてたなあと思いますね。

 

駅の階段を登っていくと目についたのは壁の河合塾の広告。

 

だいじょうぶ。ここで深呼吸。東大は、すぐそこにあるのだから。

いま、キミが持っている受験票は、東大からの招待状だ。

 

これを見たときはなぜか涙が出そうでした。やっぱり精神的にダメですね。笑

 

その後は当然ながら試験を受験しました。

 

試験中はとにかく無我夢中で答案に思考の跡を残そうとしていたと思います。

 

休み時間はひたすらお散歩をしていました。じっとしていられなかったし、外の空気を吸って落ち着きたいというのもありましたね。

 

2日間の試験を終えたときは、開放感というよりは脱力感が強かったことを覚えています。

 

これが現役時ですね。

 

 

浪人期は、まずT進東大特進コースの人が叫んでいなかった気がします。今年はどうでしょう。是非気になる方はチェックしてみて下さい。笑

 

その後は現役の時と同じ。ただ、正門までの応援者ロードの中に予備校のチューターがいたので、軽く挨拶してから入りました。

 

昼休みは予備校同期たちと外でお昼を食べましたね。懐かしい記憶です。

 

試験が終わった後は、謎に2時間近く待たされ、異常に暇だったことを覚えています。スマホも使えず、「参考書類は開いてもいい」と言われても流石に今読まんやろ、というね。

 

2年とも同じように帰路につきました。しかし、感触としては、絶望感もあった現役時とは違い、浪人時は幾分かの手応えを感じながら歩けていましたね。

 

帰りは、特別措置として駒場東大前にも急行列車が止まるようになっているのに感動しました。

 

 

とまあ、自分のことを思い返すとこんな感じですね。

 

なんとなくの雰囲気を掴んでもらえれば幸いです。

 

この後すぐに、今更ながら試験前の注意事項をまとめておきます。

 

勉強についてはもはやいうことはないので、是非今夜からはゆっくりと休んで、万全の備えをしてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは〜