微分積分席替え気分@東大

河合塾本郷校での浪人を経て東大に合格した文一生による、のんびりとした日常のブログ。

四月病

いよいよ東大前期教養学部の学事歴も第2週に差し掛かり、我々2年生の履修登録期間が始まります。すなわち、どの講義を取ろうかとシラバスとにらめっこしながら楽しんでいた「迷い」の期間が終了してしまうということです。

 

僕にとって、このシラバスを眺めながらどの講義を取ろうかと迷っている期間が、各学期の中でも特に好きな期間かもしれません。大学の講義のシラバスはどれも学問的興味を掻き立てるように書かれているため、ただ眺めているだけでも十分楽しめます。

 

特に2Sセメスターは必修の授業もなく、進学に必要な単位も大抵は取り終わっているため、本当の意味で自分の興味に従った履修を組むことができます。2年生にしてついに「教養」学部を楽しめるといったところでしょうか。

 

しかしながら、こうした学期はじめに取りたい授業がかさむ、どれを取ろうかで迷って決められない、というような状況のことを、僕たちはしばしば「四月病」と呼びます。四月にあれこれ授業を受けたくなってしまう、学期はじめ特有の向学心をよく表した言葉ですね。

 

最初のうちはいいんですが、そんなに意識の高い状態を長続きさせられるほど人間強いものではありません。コマ数を程々に抑えられていればいいんですが、あまりに多く取りすぎてしまったり、課題が重いものを複数取ってしまっていたときは大変です。こういう人が、まさしく「五月病」に苦しむことになったりするわけですね。

 

そして、かく言う僕自身も絶賛四月病罹患中です。僕が教養学部を終えるために必要な最低限のコマ数は1コマ、法学部に進学するために必要な科目を含めても6コマというところです。

 

しかし、現在僕が履修しようかなと考えているのは、なんと最低14コマ……。どうしてこうなってしまったんでしょうか。マアきっと楽しめるだろうということで今のところは楽観視していますが、数週間後に後悔している自分の姿も容易に想像がつくので恐ろしいですね。

 

なにはともあれ、オンライン環境の中でも存分に授業をあの死んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

それでは~