微分積分席替え気分@東大

河合塾本郷校での浪人を経て東大に合格した文一生による、のんびりとした日常のブログ。

そして新年度は動き出す

4月1日、ついに2020年度が始まりました。

 

僕は新年を迎えるにあたって、「新年という変わり目よりも、学生という身分の特性もあって新学期、新年度という区切りのほうが大きい」なんてことをどこかで言いました。

 

実際、新年といっても、特番がやたら増えたり、あちこちで謹賀新年的な商戦が展開されたり、年賀状のやり取りがなされるくらいなもんではないでしょうか。

 

くらいなもんと言いつつ、こうして挙げてみると結構重大なようにも思えてきました。まあしかし、実際の生活上での変化は新年度に比べれば小さいですよね。年度が変われば、僕なら学年が変わりますし、新入生ならそもそもの学び舎が変わりますし、卒業生なら就職して学生という身分を終えることになります。これはやっぱり非常に大きいと思います。

 

ここ最近はそうでなくても色々と慌ただしく、非常に難しい状況に立たされていることもあり、なかなか新年度を迎えた感覚がありません。

 

しかし、さきほど僕のクラスでも上下クラス合同のLINEグループが完成し、いろいろな資料が共有されました。これは自分が大学において上級生となり、後輩たる存在を確認するに至ったのを強く実感させてくれましたね。

 

また、東大では学生による教員の授業評価・評判を集めた当局非公式冊子(時代錯誤者という団体が私的に制作している)のことを『逆評定』と呼び、それを参考にしながら履修を決める学生が多いとされています。というか多いです。

 

この逆評定にちなんで、各クラスでも後輩への自己紹介を兼ねて上クラ同士で「逆評定」を制作し、オリ合宿のパンフレットで公開するのが慣習になっています。何が逆なんだという批判は甘んじて受けるべきだと思っていますが、とにかく自分がなんと思われているかや、面白い同クラに向けた大喜利的評価を確認できる点で、支度らはもちろん僕らにもとても面白い内容になっています。

 

まさか自分が東大で先輩になっているなんて、入試を受けていたつい昨年までは想像できていなかったです。なんとも感慨深い。今年度は本当に大変な始まり方だったので、その分僕らも後輩をサポートできるように頑張らないとなと思います。

 

僕自身も前述の逆評定を参考にしつつ、必要な残り単位を回収するために履修を考えていきたいです。といっても最低限に収めるなら大して迷う必要はない所まで来ているので、あと重要なのは「どの面白そうな授業を取り、どれを仕方無しに諦めるか」という取捨選択でしょうか。

 

主題科目という、他の科目に比べて非常に自由な内容を扱う講義は本当にどれを選ぶか迷いますし、中国語をさらに学んでいくためにの授業も受講したいので大変です。

 

ちなみに、こんなふうに「どれも面白そうな授業だ、多すぎて選べない」なんていう意識の高い状態に陥っていることを、この時期特有であることから「四月病」と呼んだりします。名付け親が誰か走りませんが、なかなかいいネーミングセンスですね。笑

 

また、同クラだの下クラだのと言う用語の意味がわからない方は、去年の新学期始まりたてくらいの頃に僕が書いたようご紹介の記事を読んでいただければ、おおよその雰囲気は掴んでもらえると思いますのでぜひ。

 

 

 

 

 

 

 

それでは~