微分積分席替え気分@東大

河合塾本郷校での浪人を経て東大に合格した文一生による、のんびりとした日常のブログ。

今月の目標ー久々の投稿として

今週のお題「今月の目標」というタグを見て、せっかくだから久しぶりに投稿しようという気が湧いてきました。

 

ということで、5ヶ月ぶりの更新です。この間いろいろなことがありました、と言いたいところですが、それほど大きなことは起こっていません。

 

大きなことといえば、法学部に正式に所属してから初めての期末試験があり、その成績まで出たこと、そして9月末からAセメスターが始まっていることでしょうか。

 

成績については、本来の意味通り「可もなく不可もなし」といったところでした。社会保障法は撤退してしまったので、「不可」は存在しています。欲を言えばもう一つの科目で「優」以上を取りたかったものですが、過ぎてしまったことは仕方がないですね。今学期、気持ちを切り替えてやっていきます。

 

10月の目標①毎日日記に触る

昨年末に3年日記を購入して、これから毎日書いていこうと意気込んだのもつかの間。

 

5月の中旬頃から、すなわちこのブログの更新が止まっていたのとほぼ時を同じくして、日記も書かなくなってしまっていました。

 

先日ふと日記の存在を思い出して書いてみると、これが意外に面白い。書くのもそうですし、なにより少し前に自分が書いていたことを読み返すのが楽しいですよね。

 

ということで、数カ月後、数年後の自分を楽しませてあげるために、日記を再開します。

 

しかし、僕はこの通り何かをコツコツ継続するのが苦手です。そこで、以前Twitterで見かけた「触るだけ」というのに挑戦してみます。

 

物事を継続するにはハードルを低くするのが大事、というのはよく聞く話です。しかし、低く設定したつもりでも、結局めんどくさくなってしまうことって多いですよね。少なくとも僕はよくあります。

 

これを乗り越えるため、これからは毎日日記に触ります。この「触る」というのは物理的に触るということで、必ずしも中に文字を書き込むことを意味しません。

 

ワンタッチでもしたらそれでOK、というゆるゆるルールで今月頑張ってみます。今月続いたら、もっと先へと続けていきたいですね。

 

10月の目標②法律を勉強するペースを掴む

現在進路を迷い中で、ここ数ヶ月はだいぶ迷走しています。しかし、この記事を書いている時点では、割と法科大学院への進学モチベが高いです。

 

ここで当たり前ですが、法科大学院に入学するには入試を突破する必要があります。もちろん法曹コース修了・成績優秀による筆記試験免除というのはあるのですが、最初からそれを頼りにするわけには行きません。

 

ちょうどそろそろ法科大学院入試まで1年ということで、ぼちぼち勉強を始めないとな、と思っています。

 

しかし現在は長期インターンやサークルに加え、普通の授業の予復習があるなど、それなりに忙しいです。というよりは、忙しいことを言い訳にして、空白時間をうまく利用できていません。

 

そこで、今月で法律学習のペースを作りたいと思っています。授業をどこでいつ受けるのか、インターンとどう折り合いをつけるか、授業で扱われない科目の勉強をどうするのか、そもそも授業の予復習で何をするのか……というようなことを、今月で確定させる予定です。

 

今月で大方の動きが決まってしまえば、来月以降はそれに乗っかっていればいいことになります。来月以降の自分を助けるために、今がんばります。

 

おわりに

最近は某メディアで執筆をすることが増えてきたので、自分のブログを動かそうという気力が減退していました。しかし、自由に筆を走らせることができるという意味で、個人ブログも悪くないなと今書きながら思っています。

 

今後も自由な頻度で更新していこうと思っているので、興味を持ってみてくださった方はぜひ今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

それでは~

 

言語交換にて

昨年の10月頃から言語交換をしていて、東大の大学院生と中国語ー日本語で会話しています。と言っても、相手は日本在住歴が長く日本語レベルがかなり高いのに対して、僕はろくに中国語を話せないので、「交換」というレベルには至っていませんが。

 

もちろんお互いの学習言語を使ってやり取りをするのですが、内容はその時によってバラバラで、最近はもっぱら進路の話をしています。

 

というのも、僕はもともとこの秋から中国に留学する予定だったのですが、コロナの関係で、大学からの正式発表を待たずに自分から辞退してしまい、行けないことが確定してしまいました。そのため、ここ最近は結構進路のことについて考えていて、院進もありだなとか、やっぱり普通に就職しようかとか、1年位休学してのんびり過ごそうかとか、色々思いを巡らせているわけです。

 

そうなると大学院生の相手は格好の話し相手で、大学院でどんなことをしているかということや、大学院に行ったあとのキャリアについて色々と聞くことができるわけです。

 

もともとそういう話ができると期待して始めたわけではありませんでしたが、副次的な部分が今ではかなり大きなウエイトを占めていて、いずれにしても始めて良かったなと思っています。

 

これを読んでいる皆さんで、もし言語交換に興味のある人がいたら、是非積極的にやってみるといいと思います。東大は言語交換用の掲示板(エクセルファイル上に連絡先や簡易的ステータスが書いてある)を用意していますし、大学の制度を使わなくても、Tandemなどのアプリを使えば簡単に相手が探せるはずです。言語を実践的に学びたい人も、なんとなく他国の人と話してみたいという人も、おすすめです。

 

と、おすすめで記事を閉じる予定ではありませんでしたが、これにて。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは~

刺さる人には刺さる、東大法学部履修の手引き

お題「#新生活が捗る逸品」

ということで、いよいよ僕が書きたいと思っていた内容、法学部履修の手引きです。

 

今週のお題が「新生活が捗る逸品」だったので、いよいよ踏ん切りをつけました。もちろんこの「逸品」とは「東京大学法学部便覧」です。すでに熟読している方も、まだ全く読んだことのない人も、これを機に読んでいただきたいです。すでに新学期が始まって少し経ってしまっていて、今更感が強いですが。

 

なお、この記事のほとんどは、便覧その他をよく読めばわかることをただまとめただけのものです。詳細については、最新版の便覧をご自身で参照することを強くおすすめします。

ただし、個人的に法学部教務課に確認した情報もあるので、その点は結構自信があります。

根拠条文については、僕がパッと分かるもののみ載せています(網羅するのはめんどくさかった)。また、各類の必修がどうなっているのか、というような基本情報はあえて書きません。学部便覧の他、卒業要件についてが分かりやすいと思うので、そちらをご参照ください。その他の参考文書も適宜リンクを貼っています。

参考:2020年度法学部便覧

 

履修単位数の上限について

卒業に必要なのは80単位(学部規則10条)。

他学部に属する科目は、随意科目として10単位まで卒業単位に算入できる(同9,10条)。

各セメスターの履修上限は24単位(履修上限規則1条)、ただし2年生だけはS・Aセメスターの1年間合計で34単位(同2条)。履修したが落とした必修科目について、翌年度以降に当該科目を再び履修する場合、10単位までは24単位上限と別に取得できる(同3条)。

履修上限を超えた科目については、履修の届出時に「履修を認めない」という扱いになり、学生が自分で削除することになる(同5条1,2,3項)。

留学や早期卒業を予定する場合は、各セメスターの履修上限が30単位になる。ただし、途中で留学や早期卒業を取りやめた場合は、24単位上限の超過分について単位が認定されなくなる(同5条4項、早期卒業制度規則3条、4条2項)。

3年時以降に通年開講の科目を履修する場合、その科目で最終的に取得する単位は、その科目を履修するセメスターの単位として算入するので、上限を超過しないように注意する必要がある(例:刑法第1部なら、4単位をSセメスター分の単位として算入するため、残りの履修可能な単位数は20単位)(根拠条文なし、法学部教務課に確認済)。

3年時以降の履修上限は他学部に属する科目の単位を(おそらく)含む。2年時の履修上限には他学部に属する科目を含まない(例:「教育と社会」などの教育学部開講の教職課程向け持出科目。以下画像の通り、34単位を超えているが正常に単位認定されている)(根拠条文なし、2年時の持出については法学部教務課に確認済)。

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ポイント

(少なくとも)2年時だけは他学部履修がかなり自由にできるというのは結構マニアックな情報ではないでしょうか。早期卒業などを考えている人にとっては、早くから単位をたくさん取得できるので、特におすすめの履修方法です。

また、3年時以降に通年科目を履修しようとする人(3類から1類に転類した関係で刑法第1部が必修になった場合など)は、どちらのセメスターで上限に引っかかるのかに注意してください。

 

早期卒業について

早期卒業のためには、申請時点で、①2年時で26単位以上取得していること、②法学部専門科目において優以上が履修単位数の5割以上又はGPAが3.3以上であること、③教養学部前期課程のGPAが3.2以上であること、が必要(詳しくは早期卒業制度規則2条以下)。

②には他学部に属する科目の成績を算入することが可能(同12条1,2項)。これにより、他学部に属する科目をうまく活用すれば、早期卒業のハードルを多少下げられる可能性がある。

法科大学院進学プログラムを使いつつ(=成績によっては法科大学院の選抜試験を受けることなく)3年間で法科大学院に進学したい人は、早期卒業制度を合わせて利用する必要がある(詳しくは進学プログラム履修規程、「法曹コース」(法科大学院進学プログラム)について)。

ポイント

早期卒業を考える場合、「2年時で26単位以上取得していること」は意外と重要です。成績の良し悪しは後で挽回できますが、こればかりは後からではどうしようもないので気をつけましょう。同じ理由で、前期課程の成績にも注意です。

しかし、東大はGPAの確認が難しい(優上4.3・優4・良3・可2・不可0で計算するが、特に前期課程はこれをわざわざ自分で計算しないといけない)ので、GPA要件は鬱陶しいですね。

 

成績優秀者表彰などについて

共通科目(憲法民法第1部、政治学)14単位と実定法系科目又は政治系科目40単位の計54単位以上のうち、5割以上が優以上なら「主領域優秀」、2/3以上が優以上なら「主領域最優秀」と認定される(成績優秀者表彰規則3条以下)。

実定法系科目・政治系科目・基礎法学系科目・経済系科目のうち、主領域に属する科目以外の22単位のうち、5割以上が優以上なら「副領域優秀」、2/3以上が優以上なら「副領域最優秀」と認定される(同4条以下)。

ただし、基礎法学系科目を14単位以上取得している場合、主領域にも基礎法学系科目にも属しない単位を基礎法学系科目とみなして副領域表彰に用いてよいとする特則がある(同5条以下)。

主領域、副領域がいずれも最優秀として表彰されると、「卓越」と認定される(同6条)。

なお、成績優秀者表彰規則2条には「法学部で開講される全ての科目を……いずれかに分類する」と書いてあるが、これに演習とリサーチペイパーは含まれない(授業科目は一学期一覧表を見ると、科目分類が空欄になっているのが根拠。法学部教務課にも確認済)。

一覧表にない特別講義については、毎年科目分類が別途発表される(特別講義の科目分類)。

その他認定を受けられる制度として、法学部には「公共法務プログラム」「国際取引法務プログラム」がある。東京大学全体には「横断型教育プログラム」があり、学部生向けには2021年4月現在で7つのプログラムが存在する(詳しくは法務プログラム履修規程、横断型教育プログラム)。

演習と民法基礎演習は違う。前者は、各類で2単位あるいは4単位必修とされる授業で科目分類がないが、民法基礎演習は、2類のみ必修(かつ法務プログラム認定に必要)とされる授業で科目分類は実定法系である。

 ポイント

特別講義の科目分類は意外と重要になるかもしれません。僕は2021年現在まだ履修したことがないので、その難易度などはわかりませんが。

基礎法学の特則は重要です。しかし、基礎法学14単位+自由な8単位で副領域表彰を狙う場合、(おそらく)14単位のうちの5割又は2/3の優以上が問われていて、8単位については関係ないので、結局好成績を収めなければならないことについての難しさはあまり解決しません。卒業要件に全く必要のない単位の履修を減らせる、というメリットは存在します。

各種認定制度は単なる自己満足に過ぎませんが、学習のモチベーションや履修上の目安にはなると思います。

法学部便覧全体に対する疑問や感想など

なぜ2021年Aセメスター開講の「特別講義 韓国法」は実定法系科目に分類されているのか。他の外国法は全て基礎法学系に分類されている。そもそも基礎法学系に分類される特別講義が少なすぎるので、特別講義において基礎法学系を減らしたい意図があるのか、それとも韓国法は日本の実定法に酷似しているから外国法としてみなさないというような事情があるのか。

成績表彰者規則2条の文言は改定したほうがいいと思う。演習とリサーチペイパーは立派な法学部開講の科目なのだから、「全て」ではなくなってしまっている。文言を改定しないなら、(何らかの条件を付けたとしても)演習とリサーチペイパーも科目分類すべきではないか。特に演習については、法科大学院進学プログラムにおいて「実定法分野の演習」なる分類が存在し、民法基礎演習と同等の扱いを受けているのだから、科目分類できないとは必ずしも言えないはずである(実定法分野の演習)。

授業は、15単位の授業時間をもって1単位とする(学部規則6条)ところ、私がこれらの履修制度について把握するのに要した時間は確実に15時間を超えている。よって、「学部便覧」の単位をもらってもいいと思っている(「授業」ではないので単位はもらえません、というツッコミは受け付けない)。

ポイント

ここにはポイントも何もありませんが、あえて言うなら、韓国法については問い合わせてみる価値があるかもしれませんね。東大は韓国を潜在的に日本のものだと思っているので、日本の実定法を扱う科目分類である実定法系に入れているのだ!というトンデモ主張ができるかも。

 

以上でおおよそ書きたいことはまとめたつもりです。「あの情報を忘れてた!」ということがあったら追記します。「これは間違っている」「これはどうなんだ」というご意見、ご感想や新たな情報提供があればお知らせください。勉強になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは~

 

ご入学おめでとうございます

新入生の皆さん、改めてご入学おめでとうございます。

 

「2年ぶりの東大入学式」

というワードがニュースに出ていました。別に東大じゃなくても、日本のほぼすべての大学は2年ぶりの入学式なんじゃないか?と思いつつ、やはり東大は世間から一定の注目を受けているんだなということを改めて実感しましたね。

 

入学式、かつて自分も入学式を経験したなあと懐かしくなって、ふと当時書いた記事のことを思い出しました。

 

utsuperlife.hatenablog.com

 

久しぶりに読んでみました。自分で言うのもなんですが、若いですね。笑

 

期待に胸を膨らませていた当時の様子がフラッシュバックしました。今もそれなりには膨らませているつもりですが。

 

この自分の記事によると、かつての総長である五神先生は「まず一歩を踏み出してほしい」という旨の発言をしていたそうです。

 

果たして今の自分は「まず一歩」を踏み出せているかな、ということを思い、初心を思い出すようないい機会となりました。過去の自分が書いたものを読んでみるのも面白いですね。

 

新入生の皆さんも、コロナ禍で本当に大変な時期だとは思いますが、できることから色々と模索していただきたいです。

 

改めて、おめでとうございます。どこかでご縁のある方は、以後よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

それでは~

 

葉桜

いよいよ3月も終わろうとしています。

 

春は出会いと別れの季節とはよく言ったもので、今日はサークルで実際に別れを経験しました。4年生の先輩方の完全な引退です。

 

僕の入っているバドミントンサークルは、2年生が執行代として働くのですが、それより上の学年の先輩方も自由に参加することができるようになっています。大学院へ進学する先輩方も、問題なく参加できます。

 

しかしながら、院を含め東大を卒業してしまうと流石にOBOGとなってしまい、そうそう練習には来られなくなってしまいます。

 

一応、例年なら休日などに来ていただくことができるのですが、今年はコロナの影響で学外者の入構が制限されており、練習のために大学へ来ていただくことができないのです。よって、今年卒業の先輩方は本当に引退ということになってしまいました。

 

特に何か催したわけではありませんが、最後に先輩方と写真を少し撮って、最後に別れを告げました。

 

今年は合宿などでの追い出し行事を行うこともできず、なんともあっさりしたお別れになってしまいました。

 

帰りに正門を出るところで桜を見かけました。いよいよ花びらが散り始め、葉桜に移り変わっていくところです。写真を撮っておけばよかったですね。

 

今日見た移り変わり中の葉桜は、どことなく別れや立場の移ろいを感じさせるものでした。

 

僕ら2年生ももうすぐ3年生で、執行代を引退することになります。イベントらしいイベントはほとんどできず、執行代感覚を味わうことがあまりないままの代替わりは少し切なく、また1年間という時の短さを感じます。

 

移り行く葉桜が、自分のお役御免を伝えているような、そんな感じがした帰りでした。

 

 

 

なんだかエッセイやポエムの類になってしまいました。たまには本当に徒然ないことを書いてみたいと思っていたので、ちょうどよかったです。

 

年度が変わる前に、法学部履修大全的な記事を書き残しておきたいとずっと考えているので、それだけはなんとか実現させます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは〜

 

 

 

浪人を考えている方へ:河合塾本郷校で浪人した筆者から

今週のお題「〇〇からの卒業」

 

というテーマを見て、ふと自分が浪人を決めたときのことを思い出しました。

 

また、ここ数日のブログアクセス動向を見ていると、「河合塾本郷校について」の記事へのアクセス数がかなり増えていることがわかりました。僕自身、浪人することが決まった瞬間から、予備校の情報についてはかなり調べた口だったので、この動向には納得です。アクセスしてくださっている皆さんに感謝するとともに、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

私立大学や国公立の前期試験で合格を手にした人は、来る大学生活に向けて胸を躍らせている人が多いでしょう。

 

一方で、それらの試験に不合格だった人、一応合格自体は手にしたものの第一志望合格は叶わなかった人、後期試験の結果待ちの人は、今もまだ緊張感が続いているはず。中には、「浪人すべきなのか」について迷っている場合も多いと思います。

 

現役時代の僕は、国立後期まで含め、受験した大学すべてに落ちて追い詰められてしまった人間なので、もはや「浪人すべきなのか」という悩みはほぼありませんでした。「大学は出ておけ」という家の方針のため、高卒就職という選択肢もなかったです。ありがたいことです。

 

大受験を本当に直前になってから突然決断して、親にもろくな相談をしなかった僕は、全落ちしたことでこっぴどく父に叱られました。後にも先にもあれほど激烈に怒る父の姿は見たことがないし、二度と見たくありません。

 

当時は本当に悲しい気分でしたが、同時に「父を見返したい」という強烈な動機が生まれました。その点では、父の厳しい態度にも感謝しています。

 

現在浪人を考えている受験生の方は、浪人してまでやりたいことがあるのか、浪人しなければならないと言えるだけの覚悟や理由があるか、ということを自問自答してみると良いと思います。

 

僕の場合は、大学は出る、しかし大学に一つも受かっていない、ということで、まさしく「しなければならない」という状態でした。

 

仮にそこまで追い込まれていない場合、すなわち、行く場所が一応は確保されている場合は、1年間を受験勉強に捧げるということを意識して、それでもやはり諦めきれない、というものがあるかどうかを考えてみてほしいです(あくまで個人の感想ですが)。

 

その上で、自分の覚悟が確かなもので、家庭の事情にも恵まれて浪人を許してもらえる場合に、はじめて浪人という選択肢がとても現実的なものになるなと感じています。

 

どうしても自分は第一志望に行きたい、今年の受験の結果は不甲斐なかった、この悔しさを晴らしたい、という思いがあるなら、僕は浪人という選択肢を勧めます。

 

もっとも、自分の浪人生活はお世辞にも楽しいものではなかったので、積極的に「ぜひ浪人したほうが良い!」ということはできませんが……。

 

「浪人生は、親というスポンサーから金を出してもらって受験という競技に挑む、いわば受験のプロである。プロである以上、スポンサーに感謝し、彼らを納得させられるだけの結果を出す必要がある。」

 

河合本郷のとある数学講師がこのように言っていました。僕もこれに賛同します。

 

来年の春から「プロ」になる方は、これからの1年間が実りあるものになることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは~

成績発表

受験生の皆さん、前期日程の合格発表お疲れ様でした。また、後期日程を今日受験した人も多いかと思います。そちらもお疲れ様です。

 

3.11が10年前であることに驚きつつ、あの頃の映像を見て、被害を受けた方々に対しての思いを改たにしたところです。

 

 

さて、今年の3/11は僕たち法学部生にとってもう一つ大きなイベントがありました。それが成績発表です。

 

僕は「法学部の成績優秀者制度で表彰されること」を学部時代の学習目標に掲げたため、今季の成績発表は前期教養時代のそれ以上にドキドキでした。

 

というのも、2年生の授業はその多くが必修のため、表彰を受けるためには好成績が欠かせないからです。

 

今学期の成績は、

法社会学優上

憲法・刑法第1部・国際政治が優、

民法第1部・経済学基礎が良

でした。

 

これは個人的にはかなり嬉しい結果でした。表彰のためには優以上が一定割合で必要な他、可をとってしまうと優と相殺されるため、極力避けなければいけませんでした。

 

よって、「可もなく不可もない」理想的成績となり、よかったです。12月半ばから毎日コツコツ勉強して、大晦日も正月も潰した甲斐がありました。

 

各科目の振返りや、法学部の履修制度については早く別記事でまとめます。今月中には必ず。

 

今後も学部の勉強に邁進します。まずは春休み中の予習ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは〜