こんにちは。同期の新大学生(つまり1浪生)が続々とパソコンを購入し始め、ああもう大学生になるんだなあと感じてます。
さて今回は予告通り、本郷校の数学について。前回の国語同様、講師の詳しい情報はK-wikiも参照して下さい。ただ、僕が受験期に愛読(?)していたお茶飲みwikiと比べると、河合の方はだいぶ貧弱で読み応えもないんですよね…笑
また、編集の都合上、講師とテキストの紹介順が前回の国語とは逆ですが悪しからず。
・テキスト
数学①②③、トップレベル文系数学(前期)
数学①②、東大文系数学、トップレベル文系数学(後期)
まずは前期から。
前期の①②③は、高校数学の範囲を1A2Bに関係なく3つに分けて、単元別に基礎事項を網羅しようというものです。そしてこの前期テキスト①②③こそ、浪人生が1年間をかけて完璧にすべき最高の参考書たちです。
どの科目の講師も口酸っぱく、前期テキストの重要性を説きますし、実際あらゆる科目において、基礎事項の徹底的復習・定着に最適なのが前期テキストです。その中でも数学の前期は必要十分な事項が網羅されており、これをやりこむことは他科目以上に大切です。僕はかなりの数弱でしたが、これをずーーーっと直前までやり続けた結果、数強とまでは言わずとも最低限戦えるラインは突破できました。本番は2完半したつもりです!(開示点低かったらどうしよう。笑)
毎講3〜4題で構成され、最後の1.2問は難しめに設定されています。数弱の僕は予習段階で毎回2問くらいしか解けませんでしたが、大切なのは復習ですのであまり気にせずに。また、各講には公式等の基本チェックや簡単な計算問題が付属しています。
トップレベル文系数学(以下トップ文数)は①②③とは違い、難問の演習を主眼においた、東大・京大コース限定のテキストです。正直僕は、予習時にはほぼ解けませんでした。復習は一応毎授業後にしていましたが、どうも「分かったつもり」になるだけで、習得できた感じはなかったです、、、。数学が得意な友人は予習復習とも楽しんでいたので、やや人を選ぶテキストかも知れません。ちなみにかつてよりは簡単になったとか。
続いて後期。
後期の①②は、前期同様に単元別演習となりますが、難易度が少し上がっています。前期に身につけたことで大抵の問題は解けるように構成されている(らしい)ので、解けない時は前期テキストに戻り、該当箇所を確認するという作業が重要となります。毎講3〜4題。
東大文系数学は、前期のトップ文数と似ていて、東大本番と同程度の難易度の4題で1講分が構成され、意識すれば毎回の予習をそのまま入試演習のようにすることができます。こちらは、単に解けた解けないを超えて、易問と難問をある程度見分けてから取り組むタイムマネジメント力をつけるのに役立ちました。
後期のトップ文数では90分授業を45分ずつに区切り、前半はその場で2題のテスト形式演習を行い、後半でその解説を行います。これも、時間の使い方や初見問題への対応力の養成を主眼としたものでした。
・講師
① 石塚浩師
毎講10分ほど延長する講師で、黒板はあまり丁寧とは言えません。毎回授業の初めに、該当単元の基礎事項、基本的発想方法の確認を行うのがためになります。
② 野尻拓磨師
周囲の友人の中では最も支持者の多かった講師。新単元が始まる際には、原理から丁寧に解説していただけるため数弱にも分かりやすいことが理由でしょう。東大でも頻出の図形と方程式、逆像法の解説は中でもかなり分かりやすく、僕自身師のしつこいくらい丁寧な説明のおかげで苦手意識を払拭できました。
③、東大文系数学 矢神毅師
のんびりした話し方をしますが、かなりの数学の実力者らしく、たまに変わった方法での解き方を披露してくださりました。
トップ文数 渡邉喜久師
年中白の半袖Tにジーパン、スキンヘッドという強烈な見た目の講師。進度がかなり早く、前期には60分ほどで4問の解説を終え、追加で1題をその場で解かせた上でその解説までこなすほどでした。浪人生を「受験のプロ」と呼び、時に厳しい口調で叱咤しつつ講義を展開します。論証の正確さに強いこだわりを持っているようでした。特に後期には、がむしゃらに問題を解くよりも、解いた後の論証チェックを重視すべきと説いていました。また、質問対応は(予想外に)丁寧です。
以上が数学の紹介でした。国語はLM、LUで講師が同じでしたが、数学はクラスによりかなり異なるため、上司の師に教わらない人もいるかも知れませんが参考になれば幸いです。
次回は英語の予定です!英語は講座も多く講師も特徴的だったので、様々言いたいことはあります。うまくまとまるだろうか…笑
ということでお楽しみに!
それでは〜