微分積分席替え気分@東大

河合塾本郷校での浪人を経て東大に合格した文一生による、のんびりとした日常のブログ。

東大授業紹介11 「ベルカント研究ゼミナール」

3.11、震災により犠牲になられた方々に哀悼の意を示すとともに、ご冥福を心からお祈りします。こうして日々が送れていることに感謝を忘れず、これからも生活していきます。

 

 

 

2浪していた同期の友人がどうやら東大に合格していたらしく、密かにめちゃくちゃ喜んでいます。大学で会える日が楽しみですね。

 

さて今回はベルカント研究ゼミなんですが、何をする科目なのかいまいちわかりませんよね。

 

これは主題科目というグループの科目で、端的に言えば体験系学習や発展的内容を扱う授業が該当します。

 

その中でもこの「ベルカント」は、要約すると「プロの声楽家の先生に毎回歌の歌い方や発声法を教えてもらうというもの。そもそもベルカント唱法というのはイタリア方面での歌い方の一つとされています。

 

この授業は、歌うのが好きな人はもちろん、発声法をプロ講師に習いたい、イタリア語の歌を歌ってみたいという方にもおすすめです。また、合唱などのサークルには興味があるものの、わざわざ入るほどではないかなと思っている人にも、週一回歌う機会があるという意味でとてもちょうど良い授業です。

 

僕自身、サークルへの加入には二の足を踏んでいましたが、これは歌うついでに単位ももらえるということで気軽にいけました。ただし、希望者が多数(20人超)だと初回授業で選考が行われるので注意は必要です。

 

授業では、はじめに全体で発声練習をしたのち、イタリア語の曲を練習していきます。先生が学生一人ひとりに課題曲を与え、学生はそれぞれその曲について個人レッスンを受けるという形です。

 

1人あたりの時間はおよそ5分程度で、他の人がレッスンを受けている間はどうしても暇になってしまうのが難点ですが、それさえ苦でなければとてもいい経験ができます。

 

勉強ももちろん良いですが、こうした駒場ならではの面白い授業で単位を取得してみるのも良いものですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは〜