微分積分席替え気分@東大

河合塾本郷校での浪人を経て東大に合格した文一生による、のんびりとした日常のブログ。

コロナ禍の人恋しさ

先日、久しぶりに地元の友人と直接会う機会を得ました。

 

まだまだ東京に出ていってなにかするという段階には踏み切れていませんが、自粛続きの地元人同士ならということで、高校時代によくお世話になったお店に顔を出して、食事や会話を存分に楽しみました。

 

ここ数ヶ月は本当にほとんど外出という外出をしていなかったので、当然友人などに直接会う機会もありませんでした。そういう時期が長く続くと、外出そのものに対してどことなく罪悪感のようなものを感じ、今回もどこかに引け目を感じているところがありました。

 

これは本来自由が保証されている自由を自分の内面で勝手に制限していることになるなあと思ったりしつつ、しかしいざ友人にあって話すとそんなややこしい思いは消え去りました。

 

元々地元の友人と会うこと自体が久しぶりであり、人と合うというのも数カ月ぶりであったため、ダブルで感動しました。もちろんここ最近もZoomその他で連絡を取り合っている友人は多いですし、大学でもいろいろな繋がりは持てていますが、やはり対面でのコミュニケーションに勝るものはないなと感じましたね。

 

何より良かったのは、「目を合わせて会話できる」ということです。ウェブカメラを介しての交流は、目が絶対に合わないことになってしまうので、どことなく満足できないところがあります。しかし、当然ながら対面なら目を合わせることも合わせないこともできるので、充実したコミュニケーションでした。

 

もう一つは、周囲の雑音に包まれる中で、同時発生的に会話が進行することです。Zoomではどうしても同時に話せる人は一人だけで、あちこちで雑音が流れていたり、同じテーブルの中でも複数人が別の話題について話していたりする事はなかなかできません。Spacial Chat などのサービスを使うとある程度擬似的に「普通」の状況を再現できますが、処理が複雑になってしまう影響からかパソコンがめっちゃ熱くなったり、上手く入れない人がいたりとイマイチ手が届かないところがあります。

 

こうしてリアルの交流を中途半端に楽しんでしまうと、オンラインでの交流がどうも物足りなく感じてしまいます。人恋しい。早く普通に人と会いたいなあという思いがどんどん加速しています。

 

リアルで授業その他があるキャンパスライフの良さは、わざわざ会おうとしないくらいの、しかし仲はいい友人たちと気軽に話せるところです。学食や授業の教室、サークルの活動場所で自由に会えるあの日々が早く戻ってこないかな、という思いは今まで押し込めていましたが、人に会ったことでとうとう開放されてしまいましたね。

 

社会はある程度従来の姿を取り戻しつつあるので、大学もそろそろちょっとずつ開放してくれないかなあと願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは~